|
|
Nike Football − 【Scorpion Knock Out】 |
May 25, '02 |
|||||||||||||||||||
▼Review とにかく圧倒される。そして、とびっきりに面白い。 世界中の名だたるトップ・プレイヤーたちのトリッキーな動きやそのプレイの凄さは、サッカーを知らない人にもかなりのインパクトで伝わることだろう。 こんなサッカートーナメントがあったなら…、そんな想像力を沸きたてられ、細かい点に至るまで何度でも観たくなってしまう。そして楽しさは、CMの中だけに留まらない。 ウェブサイトでは、様々な仕掛けを用意している。ダウンロードコーナーでは、テレビでは流されない、180秒のノーカットバージョンムービーもある。興味がある人は是非、訪れてほしい。 Website:NikeFootball.com |
||||||||||||||||||||
▼Story
2002年、港に浮かぶタンカー内で、世界のファンタジスタ達が、秘密のトーナメントに参加していた。そのゲームの名は「Scorpion Knock Out (スコーピオン・ノックアウト)」。そしてS.K.O.のプロデューサー兼総指揮官として登場するのが、エリック・カントナだ。 S.K.O.はスピード感溢れる新しいフットボールの形。高さ2.5mのケージに囲まれた24m×10mのフィールドで行われる3分間サドンデス方式の3on3。サイドラインは存在せず、壁を利用して相手を抜くこともできる。ゴールは小さく、キーパーもいない。 トーナメントには全部で8チーム、24名のアスリートが参加している。とにかく1点先取したほうが勝ちとあって、アスリート達はあの手この手でシュートを試みようとする。 Os Tornados (オス・トルナドス)のロベルト・カルロスが放つシュートには、カントナも「That's a Goal! (これこそがゴールだ!)」と絶賛する。また、準決勝の一つTriple Espresso (トリプル エスプレッソ)対Cerberus (ケルベロス)戦では、中田がトラップしたボールをそのままヒールでシュートし、見事なゴールを決める。 そして決勝はそれぞれ勝ち上がったTriple Espresso VS Os Tornadosとなるが、意外な結末が…。カントナが落とすボールをフランチェスコ・トッティの背中に乗ったティエリ・アンリが直接ヘディングし、そのボールは吸い込まれるようにゴールへ。一瞬のうちにTriple Espressoが勝利をものにするが、そのゴールに対してフィーゴは不満を隠せない様子。しかし負けは負け。敗者たちはタンカーから冷たい海に突き落とされ、カントナの声が響き渡る「The Losers go home (敗者は立ち去れ)」。
|
Copyright © 2002 Shin-ichi, All Rights Reserved.
|